結婚と家庭と、戦いと

結婚と家庭。
いつだってこれを守りたいと思わない人はいない。
だけど現実は厳しくて、この二つを平穏に続かせようと必死になっても、
阻む壁は高く、幾層にも重なって後に控えている。
そしてふと実感するのは こんなにも儚いものはない、という事。
あって当たり前と信じていたものが、実は簡単に壊れる事。
壊れる瞬間まで気がつきもしないのは本当に悲しい。


でも結婚と家庭は、神様によって築かれた制度です。
[マラキ書2章15〜16節]を読むと、
神様がどれだけこの二つを重要視しているか分かります。
たとえ悪の軍団がやってきても、
すんなりあきらめることのできないものです。


だからたとえ平穏な日常であっても、私達には備えが必要です。
でももちろん、不安や恐怖に屈服することはありません。
エフェソの5章後半から6章にかけては、まさしく結婚と家庭に関する指導。
これらはみな私達に、結婚生活や家庭を強く保つ術があることを示しているのです。


そして[エフェソ6章10〜18節]です。
結婚や家庭を守るうえで直面する戦いへの備えがここにあります。


だから神からの武具を身につけるのです、
そうすれば邪悪の日がきた時に、それに立ち向かう事ができ、
また全てをなし終えた後でもしっかりと立っていられるでしょう。
/[エフェソ6:13]


結婚も家庭も、守る事は戦いです。
クリスチャンでなくてもみなそれは実感している事だと思います。


だけど私は本当に心強い。
クリスチャンの私には、物資も装備も豊富だからです。
供給源が何しろ、全ての創造主であり、全能である神様なので、
いつ切らすかわからない自分自身の闘争能力に頼らなくてもいい!


ただ、いつ何が起こってもすばやい対応が出来るように、
常に戦闘体制を整えておく事だけ頭に入れておかないといけません。
戦略は、聖霊さんに手伝ってもらって、
私はお祈り(時には断食)でもって戦いに挑むのです。


<神の武具/[エフェソ6:14〜17]>

腰周りには「真理のベルト」
胸には「正義のよろい」
足は「平和の福音によって」準備万端整えて
悪の火矢を凌駕する「信仰の盾」をとり
「救いのかぶと」で頭をおおい
神のことばである「聖霊のつるぎ」を手に…


全ての出来事において、ありとあらゆる祈りと願いをこめ、
聖霊によって祈ること。
そしてこれを念頭に、常に警戒し、全ての聖人のために祈り続けなさい。
/[エフェソ6:18]