事実を語る必要性

伝道、という事を考えます。


クリスチャンが宣べ伝えるべきは福音です。
福音とは良い知らせです。
では良い知らせの具体的内容は、何か。
以前に書いた記事です↓
[ http://d.hatena.ne.jp/elpisiniesus/20110425/1303761494 ]


今日、TVを見ていて、
良い知らせが本当に良い知らせとして人に働きかけるには、
まだ必要な事があると知りました。


神様が私たち一人ひとりを本当に愛しているという事を知るのは大事です。
しかし、残念ながらその重大さが理解できない人も大勢います。
例えばこの世のもので完全に満たされている人。
何もかも手に入れていれば、イエス様を知ることの必要性を感じません。
しかし、イエス様を知るという事は、単に「=より良い生活」ではないのを、
ちゃんと理解してもらわなければいけません。
神様から差し出された、イエス様による救いとは、
あくまで私たちを、永遠の破滅から永遠の命へと救い出すものなのです。


改めて天の国へ入るために大事な事を見ておきます。
イエス様は、

「バプテスマを与え、命じた事を守るように伝えよ」
 /マタイ28:19〜20
「はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。」
 /ヨハネ3:3
「はっきり言っておく。だれでも水と霊とによって生まれなければ、神の国に入ることはできない。
 /ヨハネ3:5

と言っておられます。
これはつまり、
罪を悔い改めて新しく生まれ変わる事で、クリスチャンとして生きるという事です。
イエス様は同時にこうも言っておられます。

「わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者が皆、天の国に入るわけではない。
 わたしの天の父の御心を行う者だけが入るのである。
 /マタイ7:21
だからイエス様を信じたり受け入れたりするだけでは天の国には入れないのです。


これを、私は声を大にして人に告げたことはまだありませんでした。
しかし、天の国に入れないという事は何を意味するのかというと、
永遠に焼かれる、という事であり、これは永遠の破滅なのです。
イエス様の事、神様が私にしてくれた事、恵みや祝福、支え、
こういった事を分かち合うのは素晴らしい事です。
しかしクリスチャンでない人に、これだけを告げて安心させておくのは正しいか。
先に永遠の破滅を待たせておくままに、つかの間の喜びを示すのはやはり違う。


また、この世における苦しみと永遠の破滅を、
この世で生きる人間には説明しがたいのも事実です。
何しろ、この世で生きている私たちは、
永遠のものを目にし、手に取ったことはないからです。
永遠が、どんなものかを理解するのは難しい。


しかし、なぜ悔い改めが必要なのか、
私たち一人ひとりがどんな罪を犯しているのか、
こういう事から少しずつ伝えるのは可能かもしれないと思いました。
そして、これはあくまで主の名が讃えられるため。
的確な言葉は私からは出てきません。
聖霊さんからの導きに与れるように、お祈りしようと思います。